2021.01.15news

ブルーアース・リニューアブルズ社に2件の太陽光発電プロジェクトを売却 カナダ・アルバータ州に低コストのクリーンエネルギーを供給へ

 Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」という)は、2021年1月5日、ブルーアース・リニューアブルズ社(ブルーアース社)に、2件の太陽光発電プロジェクト(ヘイズ太陽光発電プロジェクトおよびジェンナー太陽光発電プロジェクト)の持分権を売却したことを発表しました。プロジェクトの運用もブルーアース社が行います。カナダ・アルバータ州南東部に位置する両プロジェクトの設置容量はいずれも31MWp(23MWAC)です。アルバータ州東部のAthabasca Oil Sands地域の一部であるConklinの農村集落に拠点を置く先住民族のコミュニティである、Conklin Métis Local 193が両プロジェクトを共同所有しています。いずれも、2021年に商業運転を開始する予定です。

 カナディアン・ソーラー会長兼CEOのショーン・クー博士は、次のようにコメントしています。「今回が、ブルーアース社と当社との3回目の取引となります。アルバータ州における強力なプレゼンスと大規模クリーンエネルギー・プロジェクトの運用保守(O&M)に関する豊富な経験を持つブルーアース社は、ヘイズ、ジェンナー両プロジェクトの所有者に適任であると確信しています。両プロジェクトは今後、毎年アルバータ州の何万もの家庭にクリーンな電力を供給するでしょう。ブルーアース社が当社に寄せてくださった継続的な信頼と、これらの、クラス最高の太陽光発電プロジェクトがブルーアース社のお客様やアルバータ州市民に提供する価値を見出し、クリーンエネルギーへの転換におけるリーダーとしての役割を推進してくださっていることに感謝します」

 ブルーアース社の社長兼CEOのグラント・アーノルド氏は、次のようにコメントしています。「アルバータ州はカナダで最高水準の太陽光発電資源を持つ州であり、当社のパートナーであるConklin Métis Local 193と共にこれらのプロジェクトを市場に投入することを楽しみにしています。2020年が終わろうとしている今、カナディアン・ソーラーとの今回の取引により、アルバータ州南部における当社の太陽光発電プロジェクト・ポートフォリオを拡大し、プロジェクトの総設置容量を233MWAC(正味183MWAC)に引き上げられたことを嬉しく思います」

 Conklin Métis Local 193代表のシャーリー・トレンブレイ氏は、次のようにコメントしています。「我々は、カナディアン・ソーラーが持分権を売却したことを祝福します。また、ヘイズ、ジェンナー両プロジェクトを推進するためにブルーアース社と協力することを楽しみにしています」

 ヘイズ、ジェンナー両プロジェクトは、当社の両面発電型モジュールと1軸追尾装置を使用します。これは、カナダでは、当社が開発し、現在ブルーアース社が所有するサフィールド太陽光発電プロジェクトに初めて導入された技術であり、今後この技術の商品化をさらに進めてまいります。

 ヘイズ、ジェンナー両プロジェクトの詳細については、ブルーアース社のウェブサイトをご覧ください。

ブルーアース・リニューアブルズ社について

ブルーアース・リニューアブルズ社は、「power to change the future™(未来を変える力)」で叡智を結集し、再生可能エネルギーを電力系統に日々供給しています。北米全域で風力、水力、太陽光発電設備の取得、開発、建設、所有および運営を行う大手独立系発電事業者(IPP)です。稼働中および建設中のプロジェクト(正味公称出力418MW/総容量513MW)と開発中のプロジェクト(2,000MW超)からなるプロジェクト・ポートフォリオを保有しています。詳細はbluearthrenewables.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebookでフォローしてください。

リカレント社について

リカレント社(Recurrent Energy)は、競争力のあるクリーンな電力を大口電力顧客に提供する大規模太陽光発電および蓄電プロジェクトの大手開発事業者です。米国に拠点を置くリカレント社は、当社の完全子会社であり、当社の米国プロジェクト開発部門として機能しています。リカレント社は、米国において約5GWの太陽光発電および蓄電プロジェクトを開発中です。同社に関する詳細はwww.recurrentenergy.comをご参照ください。

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